『エルメスの腕時計ー持つ人の品を上げる。』の記事
エルメスの腕時計を紹介しています。その中で代表的なタンデムなどのそのシンプルさの中にある魅力を探ります。
エルメスの腕時計。大人なら一度はあこがれるアイテムだ。
バッグなどの革製品やスカーフやアクセサリーなど、数多くの芸術品とも言える商品を発表してきたエルメスだが、腕時計を手掛け始めたのは1920年。スイスの時計メーカーと共に、数多くの腕時計をこの世に送り出してきた。スイスの時計メーカーと共に仕事をしてきたという事実が、エルメスの高品質のものを送り出したいと願いが伝わってくる。
また、そのデザインもシンプルな中に品の良い存在感のあるものだ。例えば、タンデムというエルメスの腕時計は、二人乗りを意味するその言葉をモチーフにデザインされている。斜めにカットされているその文字盤と文字盤の周りのHの枠がシンプルな中に精錬された上品さが表れている。
でもやはり、そこにもエルメスの革に対する自信がみなぎっている。
馬具製品専門メーカーからはじまったエルメスはやはり、その原点である革製品を自信を持って勧めており、そして、そこにエルメスの信念を注ぎ込んでいるのだ。
確かに、腕時計であるのだから、時計そのものも高品質であることに間違いはないのだが、そこで出てくるのは、やはり、革である。だからこそ、革を使ったベルトの部分にこだわりがあるのだ。使い込むほど味が出て、自分の腕によくなじむ。腕時計に使われているほんとにわずかな革の部分にも、エルメスの名にふさわしい、選び抜かれた素材が使われているのだ。小さなところにも手を抜かない、エルメスの心意気が感じられる。
その人の持っている腕時計を、その人を判断する基準にしている人も多いだろう。その腕時計がエルメスなら、二倍増しにその人を評価してしまうかもしれない。その人も、エルメスの信念を持っている人と、期待してしまうのである。